実家や土地の相続放棄ってってどう?経験者5人に聞いた。

公開日: 

さいきんは負動産は相続放棄とかっていいますが、苦労などはないのでしょうか。

そこで、じっさいに実家や土地の相続放棄したという経験者5人に話を聞いてみました。

実家や土地の相続放棄した人の体験談

私は男兄弟3人の次男として、生まれました。

埼玉県の奥地なので、自然には恵まれ、子供の頃から釣りをしたり、川で泳いだり、いまどきの子供とは較べものにならないくらい、アウトドアでした。

時代も時代でスマホもパソコンもない時代でしたから、外で遊ぶのがあたりまえでした。

18歳で高校卒業後、実家を出て、狭山の運送会社に就職しました。と、同時に独身寮にも入りました。

2年間その会社に努め、20歳のとき、更に大手の会社に転職しました。

3人とも家を出たので、父母ふたりの生活はゆっくりできて、よかったのか、物足りなかったのか、わかりませんが、母は69歳でこの世を食べた去りました。

その後、父ひとりでの生活となりましたが、浪費癖があり、兄弟皆警戒して、同居の話はでませんでした。そんな父も心不全で76歳でこの世を去りました。

家はプレハブみたいな平屋で、築年も30年以上、畑も200坪位ありましたが、私も弟も全部長男に押し付けた形となりました。借金などの負の遺産は、兄弟3人で均等に支払いました。
会社員 56歳 男

実家の不動産を相続放棄しました。

実家から出てきて時間が経過していましたし、地方だったので過疎化も進み、買い手もあまりつきそうにありませんでした。

小学校も1学年1クラス以下(20人いるかどうか)くらいまで落ち込んでいて、周りを見渡すと高齢者ばかり。

そんなエリアに若い方が住むとは思えないですし、実家を出てから姉とは兄弟仲も悪く、売るに売れないし、売れたとしても大した金額にならないし、手続きのほうが面倒だと思い、相続を放棄することにしました。

地方で空き家ばかりが目立っているエリアだと、更地にしてから、固定資産税などが結構かかる場合がある、ということなので、事前にリサーチしておいたほうがいいでしょう。

会社員 41歳 男性

 当方は自営業をする男で29歳の者です。今回は実家の家を相続放棄した経験があるので、書いて行きたいと思います。

 8年前の東日本大震災により実家が、津波に飲み込まれてしまいました。被災後、避難所から実家を見に行ったところ跡形もなく実家はなくなっておりました。

 そして、実家だけではなく僕の家族・親族(親戚)・友人・知人の殆どが亡くなり、行方不明者が今でもおります。

 少し落ち着いたところに実家の処分等の書類や手続きを、人の助けを借りて何とかしました。
 
 しかし、自分が生まれ育った実家を自分の手で処分するのは何とも寂しい気持ちでしたし、屈辱的でもありましたね。
 
 あの屈辱感は忘れもしないでしょう!今でも覚えております!
 その時は強がりで、「こんなオンボロ屋敷処分してせいせいしたわ!」なんて思っておりました。

 ところが、本当は心で泣いておりました。

 後悔していることは、もっと実家を大切にしていればよかったと思います。そうしたら納得して、処分する事も出来たでしょうに・・・

 最後になりますが、僕が皆様にアドバイスなど僭越ですが、今ある実家や持ち家を本当に大切にして頂きたいと思います。

 これ以上の言葉は必要ないと思います。被災した経験のある方は、わかってくださると思っております。

自営業 29歳 男性

父方の実家にある土地の相続でもめました。

離島なので土地の価値としては二束三文ですが、国に施設用地として貸しているので月数万程度ですが安定した固定収入があります。

父(2男)の弟(3男)以外はその土地から離れており、独身高齢ばかり(70代)。長兄がなくなり3男に相続してもその後がいない状態で、実家を離れて40年の父(2男)の息子の私に相続の声がかかりました。

不動産の会社もしているので土地や取引に明るいと思われたようですし、子世代で男、さらに孫が生まれているなかで男児は我が家だけでした。

土地の管理を任され、年に数回墓掃除をしに行けばいいと話が進んでいっていたのに、急にお金に目のくらんだ親戚や3男が「島に住まないと土地はあげない」と言い出しました。

子供の小学校中学校の学区がいいところに家を建てたばかりでしたので、「月数万円のために息子の将来は潰せない」と断りました。

きっと高齢独身なので相続する人がいなくなり困るでしょうが手のひらを返されたので後悔はしていません。

会社経営 37才 男性

親が住んでいた実家の相続をすることになりましたが、想定外に土地の地価が値上がりしていたこともあり、実家の土地と家の相続放棄をすることになりました。

実家なのでいつまでも手元に置いておきたい気持ちも少しはありましたが、相続に伴う相続税の金額が膨大であり、不動産を処分して支払う必要が生じてしまうので、放棄するほうが良いという結論でした。

その他の貯蓄や不動産、証券等の財産が残されていれば、その分を使って相続税を支払うこともできましたが、そういった財産は残されていませんでした。

大切な思い出の品物だけを受け取って、家と土地は諦めることになってしまったので、生前からしっかりと相続対策をしておけば結果も変わっていたかもしれないので、それが悔やまれます。
自営業 48歳 男性

まとめ

想像とくらべてどうでしたか?

なかなか相続放棄するのも思い切りがいるようですね。

ケースによっては相続放棄したからといって、支払いがまったくないわけでもなさそうです。

なにごともシンプルにしていないと、あとあとツケが回ってくるんですね。

家の売却について考えている人は、下の2つの記事をみると、意外と楽に高く売れるので、ぜひ参考にしてみてください。

元不動産屋が酔ったイキオイで告白!高く家を売る必勝方法

不動産営業にどういう人がカモなのか聞いてみたら参考にしてね。

PAGE TOP ↑