不動産会社との専任媒介契約はどう?後悔している人に聞いた。

2023年3月1日

不動産には一般媒介契約と専任媒介契約があり、とにかく不動産会社は息をするように専任媒介契約をすすめてきますが、実際はどうなんでしょうか。

そこで、じっさいに不動産会社との専任媒介契約で後悔している人に話を聞いてみました。

不動産会社との専任媒介契約で後悔している人の体験談

2014年1月に母と義父(母の再婚相手)の家を売ることに決めました。

義父が亡くなるのとほぼ同時期に母も病気になり、車がないと生活できない郊外の一戸建てではとても一人で生活できないだろうから、母はケアハウスに入所して家を売ることにしたのです。

ケアハウスになじめないかもしれない、帰りたくなるかもしれない、売らなければよかったと思うかもしれないという考えもありましたが、反対に2014年4月から消費税増税、その当時くらいから老朽化した家の空き家問題が取り沙汰されていたこと、固定資産税や町内会費がずっとかかること、再婚なのでかえって不動産は早く現金化して義父の親族と折半した方がよいという考えもあり、責任を持って当たってくれるかなという思いから専任媒介で依頼しました。

しかし、専任媒介の契約期限の間に売りさばかねばという感じで、3か月ギリギリのところでけっこうたたき売られた感じでした。

素人なので相場は分かりませんが、購入された方とお話をする機会があり、
「とても安かったから買いました。」と嬉しそうに言われたからです。

消費税の問題も空き家問題も別に後から考えたら大した問題ではなかったので、結果が分かった上で過去に戻れるなら、絶対一般媒介にして少し時間がかかっても複数業者に依頼して検討したかったと後悔しています。

自営業、52歳、女性

まとめ

想像とくらべてどうでしたか?

叩き売られるって…。

おいおいおいって感じですよね。いくら親切そうな営業でも、お金がからむと豹変するものです。

不動産屋さんの「専任媒介契約でするとお得ですよ」という言葉は、「専任媒介契約すると、顧客の囲い込みができ、私の営業成績も上がるので、あなたを利用させてください。と言っていると脳内で変換するのがいいよ」と知り合いの不動産屋さんが言っていましたが、まさにそのままでした(汗

慎重に考えなければいけませんね。