不動産売却にかかる費用をわかりやすく解説

2026年4月14日

不動産を売却する際、「いくら手元に残るのか分からない」という不安を感じる方は多いものです。

実際には、売却価格がそのまま残るわけではなく、さまざまな費用が発生します。

このページでは、不動産売却でかかる費用の全体像と内訳を整理し、「どこに注意すべきか」を分かりやすく解説します。

まずは自分の状況に近い費用を確認してください

  • とにかく全体の費用をざっくり把握したい → このまま読み進める
  • 税金がどれくらいかかるか不安 → 譲渡所得税を重点チェック
  • 売却後にいくら残るか知りたい → 仲介手数料+税金を優先確認
  • 迷う人はこれ → 査定・比較・会社選びから整理する

1. 仲介手数料

不動産会社を通じて売却する場合、仲介手数料が発生します。これは成功報酬のため、売買契約が成立した際に支払います。

  • 200万円以下の部分:売却価格の5%
  • 200万円超~400万円以下の部分:売却価格の4%
  • 400万円超の部分:売却価格の3%

例:3,000万円で売却した場合
(200万円 × 5%)+(200万円 × 4%)+(2,600万円 × 3%)= 約96万円(+消費税)

費用の中でも割合が大きいため、事前に把握しておくことが重要です。

2. 譲渡所得税・住民税

売却によって利益が出た場合、譲渡所得税住民税がかかります。

  • 譲渡所得 = 売却価格 – (取得費 + 譲渡費用)
  • 所有期間5年以下:39.63%
  • 所有期間5年超:20.315%

マイホームの場合は「3,000万円特別控除」が使えるケースもあります。税額はケースごとに変わるため、あくまで目安として考えましょう。

3. 抵当権抹消費用

住宅ローンが残っている場合は、抵当権抹消の手続きが必要です。

  • 登録免許税:約1,000円
  • 司法書士報酬:1~3万円

自分で手続きも可能ですが、実務的には依頼するケースが多いです。

4. 登記費用(名義変更)

所有権移転登記の費用は基本的に買主負担ですが、条件によっては売主側が負担する場合もあります。

  • 土地:約1.5%
  • 建物:約2%

5. 解体費用(必要な場合)

古い建物を取り壊す場合は解体費用が発生します。

  • 木造:3~5万円/坪
  • 鉄骨:5~7万円/坪
  • RC造:7~10万円/坪

更地にすると固定資産税が上がる可能性もあるため、慎重に判断しましょう。

6. 測量費用(必要な場合)

境界が不明確な場合、測量が必要になります。

  • 簡易測量:10~30万円
  • 確定測量:50~100万円

7. 引っ越し費用

売却後の引っ越し費用も見落としやすいポイントです。

  • 単身:3~8万円
  • 家族:10~30万円

時期によって変動するため、早めの見積もりが重要です。

費用は「目安」であり、最終的には条件で変わる

ここまで紹介した費用はあくまで目安です。

実際には、物件の状態や地域、売却方法によって変動します。

特に「いくら手元に残るか」は、査定価格と費用のバランスで大きく変わるため、個別に確認することが重要です。

費用の不安を整理してから進めたい方へ
・売却後にいくら残るのか分からない
・費用込みで考えると損していないか不安
・税金や手数料を含めた全体像を知りたい

記事で費用の目安は把握できますが、実際の金額は物件条件や地域によって変わります。

だからこそ、まずは査定とあわせて確認することで、手元に残る金額のイメージが明確になります。

まとめ

不動産売却には、仲介手数料・税金・各種費用などがかかり、手元に残る金額は想像より変わることがあります。

重要なのは、「費用を知ること」ではなく、「費用込みでどう売るか」を判断することです。

まずは査定を通して全体像を把握し、無理のない売却計画を立てていきましょう。