海外で所有する物件の売却時に注意すべき税法と手続き

2026年4月12日

海外で不動産を所有している場合、売却時には日本とは異なる税制や手続きが関わるため、不安を感じる方も多いと思います。

特に「どこで税金がかかるのか」「手続きはどう進めるのか」は分かりづらく、判断に迷いやすいポイントです。

この記事では、海外不動産売却で注意すべき税法と手続きを整理しています。まずは今の状況に近いところから確認してみてください。

まずは状況に近いところから確認してください

1. 海外不動産売却時に適用される税金

海外不動産を売却する際は、現地と日本の両方で課税される可能性があります。事前に仕組みを理解しておくことで、想定外の負担を防ぐことができます。

① 現地の譲渡所得税(キャピタルゲイン税)

売却益に対する課税は国ごとに異なります。

  • アメリカ: 長期保有で最大20%、短期で最大37%
  • イギリス: 非居住者でも18~28%
  • オーストラリア: 最大45%
  • シンガポール: 短期保有で高額な印紙税

税率や制度は変わることもあるため、現地専門家への確認が重要です。

② 日本での課税(全世界所得課税)

日本居住者は、海外での売却益も課税対象になります。

  • 短期: 39.63%
  • 長期: 20.315%

③ 二重課税を防ぐ「外国税額控除」

現地で支払った税金を日本の税額から差し引く制度です。適用には証明書が必要になるため、事前準備が重要です。

2. 海外不動産売却時の手続き

① 売却先の選定と契約

現地の市場理解と信頼できるエージェント選びが重要です。

② 必要書類の準備

  • 所有権証明書
  • 売買契約書
  • 税務書類
  • 身分証明書
  • 銀行口座情報

③ 資金移動と送金規制

送金ルールや報告義務に注意が必要です。

④ 確定申告と税務処理

日本での申告と外国税額控除の対応が必要になります。

別の視点からも整理したい方へ

進め方に迷っている方へ

・海外物件でも、日本の売却と同じ流れでいいのか不安
・税金や手続きで損したくない
・どこから手をつけるべきか分からない

制度や手続きは整理できますが、実際の売却条件は物件や国、状況によって変わります。

だからこそ、まずは査定・比較・会社選びの基準を確認しておくと、全体の流れが見えやすくなります。

海外不動産の全体像から整理したい方へ
手続き・税制・売却の流れをまとめて確認できます。


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