リースバック契約と税金の仕組み

2026年4月13日

自宅を売却しながら住み続けられる「リースバック」は、資金確保と生活維持を両立できる手段として注目されています。

ただし、通常の売却とは違い「税金」と「その後の賃料」の両方を考える必要があり、思わぬ負担につながるケースもあります。

このページでは、リースバックの仕組みと税金のポイントを整理しつつ、「今どう判断すべきか」まで分かるように解説します。迷う方は、まず査定や条件整理から確認しても問題ありません。

まずは状況に近いところから確認してください

1. リースバックとは?

リースバックとは、自宅などの不動産を売却した後、買主と賃貸契約を結び、そのまま住み続ける仕組みです。

資金化できる一方で、売却後は「賃貸」という別の契約になるため、収支や条件を整理しておくことが重要です。

2. リースバックで発生する主な税金

2.1. 譲渡所得税

リースバックでも「売却」は成立するため、譲渡所得税が発生する可能性があります。

譲渡所得=売却価格 −(取得費+譲渡費用)

自宅の場合は3,000万円特別控除が使えるケースもあり、結果的に非課税になることもあります。

2.2. 消費税

個人の自宅売却は基本非課税ですが、事業用や投資用の場合は課税対象になることがあります。

2.3. 固定資産税・都市計画税

売却後は買主負担になりますが、引渡し時に日割り精算が行われるのが一般的です。

2.4. 不動産取得税(買主側)

直接の負担ではありませんが、買主側のコストとして価格交渉に影響する場合があります。

3. リース料(賃料)と注意点

売却後は賃貸契約となるため、毎月の賃料が発生します。

ここで重要なのは、

  • 売却価格が高くても家賃が高ければ意味がない
  • 長期的な支払い総額で見る必要がある

つまり「売却」と「その後の生活コスト」はセットで判断する必要があります。

4. 相続対策としての活用

リースバックは現金化により分割しやすくなるため、相続対策として使われることもあります。

ただし、

  • 売却益で相続税が増える可能性
  • 買い戻しの現実性

などは事前に検討しておく必要があります。

リースバックで失敗しやすいポイント

リースバックは便利な反面、判断を誤ると負担が大きくなることがあります。

  • 売却価格だけで判断してしまう
  • 家賃の総額を考えていない
  • 複数社を比較せずに契約してしまう

特に「条件比較をしない」ことが一番のリスクになりやすいです。

リースバックを進める前に整理しておきたい方へ
・リースバックは本当に自分に合っているのか
・売却価格と家賃のバランスは適正なのか
・他の売却方法と比べて損していないか

リースバックは仕組みを理解するだけでなく、実際の条件で判断することが重要です。

まずは査定や条件比較を行い、他の選択肢と並べて検討することで、判断のズレを防ぎやすくなります。

まとめ

リースバックは資金化と居住継続を両立できる手段ですが、「売却」と「賃貸」の両面で考える必要があります。

税金や条件を理解したうえで、他の売却方法とも比較しながら判断することで、無理のない選択につながります。


全体像から整理したい方はこちら

リースバックで住み続けるという選択

売却全体の流れから見直したい方へ
リースバックだけでなく、通常売却や他の選択肢も含めて判断したい場合は、全体の流れから整理するのがおすすめです。

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