不動産営業にどういう人がカモなのか聞いてみたから参考にしてね。

2023年3月1日

最近不動産屋にカモにされる人ってどんなん?とよく質問があるのですが、一番は無知な人。たとえば高齢の男性で不動産は知り合いの不動産会社に頼むというタイプは比較的にカモにされやすいと答えていたのですが、それ以外にはどういう人がカモにされやすいのでしょうか?

不動産の営業マン(現役・辞めた人もふくむ)に不動産売却の査定のなかで、どういう人がカモなのか?聞いたみたところ、これ結構やばいなという内容だったんで、みなさんが損をしないように、シェアできやすいように、無料で公開することにしました。

他のスタッフは有料でも売れるよといってきたのですが、そういうビジネスはなんかどうかなと思うので、無料で公開しています。

もし身近にカモになる人がいたら、軽く数百万単位で損しますし、それが親兄弟なんかだったら、遺産も減り、下手すれば、ムダな苦労までしょいこんでしまうことになるので、注意してください。

現役不動産営業マンです。
カモだと思うお客様の印象を一言であげれば、情報に疎い素直なお客様です。

今時、インターネットから膨大な情報が簡単に入手でき、間違った情報も含め情報の頭でっかちになっているお客様は営業マンの言うことを素直に受け止めてくれない方が多い気がします。

どのお客様にも悪意をもって接することはないのですが、いろんな情報を持っているお客様は、どんなにこちらが必死で提案しても、結局のところ自分の尺度で判断したがる傾向があります。

その点、ほとんどインターネットの情報に接していないお客様はこちらの言うことを素直に聞いてくれますので、やりやすいと思います。

インターネットに接していないと言えば年配の方もそうですが、年配の方よりは若い方で比較的情報を持っていない方が最もやりやすいお客様だと思います。

とくに若くして相続したかたとかは、カモにされやすいということですよね。友達にいたら、ぜひ注意してあげてください。

まず、やはり見た目で判断します。服装や髪型、アクセサリーなどをチェックします。外見にはその人のパーソナリティーが如実に現れますので。
特にファッションにおいては、私は流行品やブランド物を好んで身につける人などはカモになりやすいかなという印象を持ちます。

流行物が好きというのは、つまりは流されやすい人間ということです。自分で物事を判断することを放棄している訳ですから、はっきり言ってチョロい人間の類いであります。

また、ブランド品が好きな人間もカモになりやすいですね。というのは、ブランド品を好んで持ちたがる人間というのは、十中八九が見栄っ張りです。

見栄っ張りというのは最も扱いやすいタイプの人間です。豚もおだてりゃ木に登るといいますが、持ち上げてさえいれば、手のひらでコロコロ出来るというものです。

おしゃれかどうかだけで判断する方は直接注意すると、反発されるケースも多い。

ただ流行には敏感で。この記事がSNSでいいね!が増えつづければ、こういうかたも注意するので、もし知人にいれば、シェアして間接的に教えてあげてください。

人の話をうのみにする、自分であまり情報を調べないお客さんはカモだと思います。

自分が勤めていた会社では、買取や査定の際には、あらかじめ物件を念入りに見て、お客さんと一緒に、評価の理由について見ながら説明していくことが多いのですが、あらかじめ不動産の買い取りや査定について自分で調べていなかったりする人は評価が低い点に説明しても、特に反論することもなく、うなずき、金額が下がっていく人が多い。

また、自分で買った土地よりも、親などから相続を受けた土地で、売却を急いでいる場合は、査定の金額が低くても売却を検討してくれることが多い。

他にもあまり知識のないまま、不動産投資を始めて、利益がほとんど上がらないので、早めに売却したいというお客さんもカモになりやすいと思います。

とくにお金に困っている人は、こういう選択して、さらにお金に困るということになるので、注意してあげてください。

印象的には、あまりカジュアル過ぎる格好では、勉強をせずに来ている感じがして、しっかり見えなく隙があるようなに感じます。

言葉遣いでも、丁寧なしっかりした感じでないと、勧められると、そのまま契約していただけそうな感じを受けます。

また、不動産の勉強をせずに質問も少なく、人に勧められて来たみたいな方も契約していただけそうで交渉もスムーズに行きます。

反対に身なりもしっかり、勉強もして様々な不動産を見て、運用を上手く回している方も、こちらがお勧めする物件が将来性のある物件だと認識頂いたら、即決で契約していただきます。

最終的には、こちらの話をよく聴いて頂いて誠意のある方が交渉しやすいと思います。

知人の口コミに流されやすいという人はカモなので、当サイトの不動産屋別の口コミをみて、いろんな不動産屋がいるんだな。と思っていただければ、こういうかたでもしっかり損はしなくなります、

すごく真剣に話を聞いてるけど、少し難しい単語を絶対に理解しようとしないひとはとても売りやすいです。

かなり高い買い物なのに、危機感がないというか、真剣に聞いてるつもりだけど変なところがおおざっぱでめんどくさがりのひとは売りやすい。

自分で色々調べて計画をたてるタイプのひとよりは、なんでも面倒くさがって人に任せてしまいたいというお客様が一番扱いやすいです。

信用させてしまえば、多少予算をオーバーしても勧めた物件を購入してくれます。

あとは、調子にのってしまうひとです。少し褒めるとすぐに気分がよくなるので、ほめちぎると意外に買ってくれたり気に入ってくれたりします。物件に興味がなければないほど売りやすいと思います。

不動産の買取にあたって、私がカモだと思うお客さんは、近隣物件の広告を全く見ていない人ですね。

不動産の買取や査定は近隣物件の相場がとても大きなウェイトを占めています。

所有する物件を売ろうとする時、新聞折込やネットの売買物件などをチェックすると大体、自分の物件の相場は把握出来るものです。

査定依頼のお客様と初めてお会いした時、当社を知った経緯を聞いた時、自宅の近く、もしくは最寄り駅の近くだからという事をおっしゃる人は大抵、新聞の折込広告などをチェックしていません。

世間相場を知らない事が多いので、当社が買取するような場合には少し低めの金額を提示しても承諾されてしまう事が多いですね。

私はいつも、お客さんとの初めての面談ではお客様の当社へのアプローチのルートを必ずチェックしてから商談に望むようにしています。

実績やデータを提示した途端に前のめりになって聞いてくる方はカモでした。

特に他社と比較をしたり、市場の動向をグラフや図解を交えて説明するとよく引っかかった印象です。

こういった方に限ってデータの引用元を見ていないパターンが多く、うまい話にすぐ飛びついてきました。

そのため、「データを見たときの顧客の顔を見ろ」というのは当時の上司によくいわれました。

カモになりやすい方は目を丸くしてデータを見てくれるからです。

また、営業する側は年配の方が圧倒的に信用されやすかった。

これは年齢が高い=キャリアがあると勘違いしてくれることが多かったためでしょう。

もちろん全員がカモになりやすいとはいえませんが、騙しやすい方が一定数いるのは間違いありません。

査定でカモだと思うのは全くの素人さんより少し不動産に詳しくて知ったかぶりをするタイプのかた。

特に夫婦やカップルで男性のほうが女性にカッコつけて見得をはったり、知ったかぶりをするようなタイプだとカモだと思います。

こちらもあまり非常識な査定だと別の人に相談されたり、他の業者に査定されて比べられたりすることが多いのですが、少し知識があって見栄を張るタイプの場合は自分でなんとかしようとしたり、人に相談するのが恥だと思っているタイプも多いのでカモにしやすいと思います。

女性は不動産を知らない人が多く。いろんな人に間単に相談したり、ネットワークが広いので男性のほうが圧倒的にカモにしやすいと思います。

中流から上流階級で、お金はそこそこ持っていて、不動産の知識は全くなく更に学ぼうともしないお客さんで、目先のことに捕らわれていて、ブランドや有名さに拘りを持っていて地味な中古の物件には目もくれずに、こちらの話には一見、興味深く聞いているようだが、常に興味が値段や建物の外見などに動いていき落ち着きがない感じ。

また、そこそこお金持ちではあるが、知性がなく感情で判断しがちで猜疑心が強い割には、がめつくけち臭いところがあり騙されやすく、騙されても相手のせいだということで終わりにして反省しないので、また同じことで騙されてしまうようなタイプ。

査定に関しては値段だけで判断して、なぜにその値段をつけたかなどを質問してこないタイプ。

事情があって買取に焦っている方は比較的カモになりやすいと思います。離婚してマンションや戸建てを引き払う、借金返済のために不動産を売却したいという方は売却を焦っていることが多いので、比較検討しないで決断してしまうことが多い。

後は若くして成功している方、運よくお金持ちになった方などもカモだと思います。

このような方々は思い切りが良く、細かい損益まで考えない傾向があるので、不動産会社としては簡単に利益をあげられます。

見た目で判断することは難しいですが、地味な格好なのに高額な物件を所有している人はカモにするのは難しい。

派手な格好で見栄っ張りな性格なお客様は簡単に操れるのでカモになります。

ご協力いただいたみなさま。ありがとうございました。