売るに売れない負動産はどうなの?経験者6人に聞いてみた。

2021年8月24日

不動産というと、昔は財産というイメージがありましたが、最近は売るに売れない負動産というものが発生しているみたいです。

そこで、じっさいに売るに売れない負動産の経験者6人に話を聞いてみました。

売るに売れない負動産をもった人の体験談

静岡県の地方都市に在住です。
私は他の土地から移り住み、家内の実家が持っていた農地に家を建てて住んでいます。

家内の実家の両親が亡くなり、またそこに住んでいた義弟も亡くなってしまったため、実家を売ることにしました。

実家の土地は150坪という広さなのですが、計6か所に分泌されており、宅地、農地、雑種地が混在してしまってました。土地の取得年月も不明。農地の上に家屋が立っている場所もありました。

オマケに直接道路に隣接している場所が、官地(市道)のままになっていたため、途方に暮れて不動産屋に問い合わせました。

実はそれ以外にも土地の評価を半減させる要素もありましたが、それは割愛します。

計7社の不動産屋に問合せ、詳しく調べてくれたのが3社、何とか金額まで提示してくれたのが2社。
最終的には官地を道路全体でこちらが取得して隣家に無償で付与することなどもしながら、とても安い金額で何とか売却することにはなりました。

一生懸命動いてくれた不動産屋さんに感謝するあまり、ちょっともったいない売り方をしてしまったかもしれないという気持ちが残っています。もっと強気に交渉してもよかったのかな。

会社員 60歳 男性

私は東京在住ですが、東北に住んでいた祖母の家の話です。

祖母が亡くなり、母の実家である祖母の家が空き家になりました。
雪深いエリアで放置しておくと、冬の雪で潰れてしまい、周囲に迷惑をかける可能性があったので、売らなければならなくなりました。

ところがあまりに田舎だったので、普通の買い手はおらず隣近所の方に買っていただくことに。
最初は建物ごと買って頂ける予定だったのですが、いざお譲りする段になったら、『上物はいらない』と突然言われてしまい…

約束違いに腹は立ったものの、エリア的に他の選択肢もなく、費用をかけて取り壊し、更地にしてやっと買っていただけましたが、取り壊し費用の方が売却額より高いという事態になりました。

お隣の方で古くから知っていた方で油断していたのですが、家の売買などはやはりきちんと契約書を取り交わさないとダメだなと痛感した経験でした。

どんなに親しい間柄でも、資産の売買時には契約書を!
会社員 40代 女性

これまで実家で暮らしており今後も一生実家暮らしをしようと思っていた時にある事件が発覚しました。

父がギャンブルが原因で作った多額の借金が発覚したのです。父は貯金を取り崩せば返せると言いましたが、母は子供の遺産がなくなると大反対してくれました。

借金を返すのであれば家を売ればどうだと言いました。私も父に対しては怒りを覚えていたことや、将来のお金は必要だと感じていたので母と同意見でした。

しかし、それを聞いた父は先祖代々の家は売れないと激怒し大反対しました。母や私も引くことがなかったので、父と口をきかない日が続きました。

そんな日が続いたある日、父が借金問題は解決したと言いました。詳細を聞いてみると父は自分の母である祖母にこのことを相談したところ、祖母も家を売るのには反対だったから金を工面してもらったそうです。

ただ、祖母は大分ショックを受けてしまいふさぎ込むことが多くなってしまいました。私と母は祖母がそんな状態と聞いて家を売るといえませんでした。

事務 24歳 男性

 田舎の家を売ろうとした時のことです。祖父が亡くなり、祖母に介護が必要になったので家を売ろうとしました。

司法書士に相談に行くと、不動産登記簿を持ってきてくださいと言われました。ところが不動産登記簿を見ると、所有は4分の1で、残りの4分の3は知らない方から借りていると書いてありました。

前々から、大して金持ちでもないのに、広い土地や屋敷を持っていると思いきや、こういったことだったのかと唖然としました。

終活と言うのであれば、不動産登記簿はきちんと見ておいたほうが身のためです。思ったのと違うことが記載されている場合があるので気を付けましょう。

特に2代以上(祖父母の家を両親が継いだなど)にわたって住んでいる家は早めに聞いておくことをお勧めいたします。

会社員 41歳 男性

親も結構歳です。そんな親はそのまた親から相続した空き家を持っています。しかし、実家は別にあってまったく必要ではありません。

家の維持にもお金がかかるので、私の判断で売ってしまうことにしました。これの相続するのも面倒です。

その家は築30年とちょっとくらいで新しくはありません。しかし立地条件は悪くありませんでした。

売りに出す時に問題がありました。それというのが家に蔦が絡まっていることです。どこから伸びて来たかは分かりませんが家の壁や窓の一部まで割って侵入していました。家の裏側なので気づきませんでいた。

家の手入れなどはほぼ行っていなかったのです。蔦はとれば問題ありませんが、それが大変な作業です。
それに壁にもくっついているのでとれば塗装がはげて家の質を落とします。そういうわけですぐに売り物件に出すには価値が届かないものとなっていました。

家の周りにもっと目を配っていればよかったと今になって思います。

会社員 29歳 男性

祖母が昔住んでいた家を売却しようとしました。

空き家になってから20年近くたち台風で屋根瓦が割れたりした為、業者に見積もり依頼すると屋根瓦を替えるプランが多く金額もかなり高くなってました。

住んでいない家なので屋根にネットをかけて瓦の落下防止をしてもらいましたがこの時から売却を検討し始めました。

しかし土地も狭く立地条件が悪いので買い手が見つかりませんでした。もう少し早い段階で決断していたら裏手の家の方が土地を欲しがっていたようでした。現在はその方も出て行かれ一足遅かったと感じました。

業者に買取を相談しましたが家の解体等の費用を考えるとマイナスになったため現在もそのまま放置してあります。
今回の件で感じたのは売ろうと思ってもそう簡単には売れない場合があることを感じました。計画して早い時期から動いて行かないと難しい物件もあります。

会社員 50代 男性

まとめ

想像とくらべてどうでしたか?

なかなか負動産の問題は根深いようですね。

この売るに売れない負動産問題、最近は築年数の古くなったマンションなどが結構危険だそうです。

空き家問題もありますから、使わないなら早めに処分が賢いんでしょね。

※オレンジ色の「口コミ投稿する」ボタンを押すとクチコミ欄がでてきます。
※口コミは個人的意見で、会社・サービスの絶対的評価を決めるものではありません。あくまでも一つの参考情報としてご活用下さい。
※不動産査定と売却以外の口コミは承認されません。